アミノ酸はバランス良く採らないと効果が少なくなる、ミドリムシにはバランス良く含まれています。

わらっく吉元です(^^)/

昨日書いた、ミドリムシが全て持っている必須アミノ酸の種類の続きです。

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9種類の必須アミノ酸は、バランス良く採らないと効果が低くなる

昨日のブログで書いたように、人の身体では合成する事が出来ない、食品から摂るしかないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言います。

9種類の必須アミノ酸は、それぞれ必要量が提唱されていて、食品に含まれている必須アミノ酸の含有比率を示す数値の事をアミノ酸スコアと言います。

アミノ酸スコアの上限は100で、100に近い数値であるほどアミノ酸がバランスよく含まれている理想的な食品になります。

そして、9種類の必須アミノ酸の中で最も少ない数値がその食品のアミノ酸スコアになります。

アミノ酸スコア

アミノ酸スコアの数値が低いと何故良くないのでしょう？

それは、体内で形成されるタンパク質に、そのタンパク質を構成するアミノ酸全てが必要で、一つでも不足すると合成されません。

ですから、タンパク質の合成量は、量の少ないアミノ酸に合わせられてしまうのです。

アミノ酸スコアが低いとタンパク質の合成も少なるのです。

一部のアミノ酸を多量摂取してしまうと、他のアミノ酸の吸収や利用が阻害されてしまう場合もあります。

また、多くのアミノ酸を含んでいる食品でも、必須アミノ酸の一種類を全く含有していない食品の場合、その食品のアミノ酸スコアは0になってしまいます。

アミノ酸スコア100の食品は、主に肉類や魚介類などの「動物性タンパク質」になります。

そして、米や穀物類などの「植物性タンパク質」の含有量は少なくなります。

アミノ酸スコア食品別数値

肉類や魚介類と比べ、米や穀物類の数値は低くなります。

しかし、アミノ酸スコア100の食品ばかり取っても、栄養のバランスが崩れてしまいます。

全体のアミノ酸摂取量でアミノ酸スコアが100以上になるように食事をし、数値の低い食品の場合は、数値が高い食品と組み合わせて、不足しているアミノ酸を摂取しお互いの不足分を補うようにすると、栄養バランスが良く、アミノ酸スコア100の食品の摂取も出来る理想的な食事になります。

ミドリムシに含まれるアミノ酸

ミドリムシのアミノ酸の含有量