わらっく 吉元です(^^)/
市場に溢れているセルフカラーの薬剤、その危険性知ってますか?
基本的に、化学物質が配合されている薬剤をセルフで行う事はやめた方が良いと思いますが、
その中でも、サロンへの相談や修繕に訪れる方が多い、「これはおすすめ出来ません!!」
というカラーを、回を追って紹介します。
(ブログ村クリックしてね!までは、プチ化学の話なので苦手な方はブログ村クリック以降を読んで下さいね)
「白髪が気になる部分に塗ると、太陽や蛍光灯などの光で黒や茶色に染まる」というカラー剤がありますが・・・
それが感光性染料です。
感光性染料(光で染まるカラー剤)には、“硝酸銀” “硫酸銀” が配合されています。
◎硝酸銀[化学式 AgNO3 ]
・純粋なものは固体も溶液も光に対して安定していますが、
不純物として有機物が共存すると、光に当たる事によって紫褐色・黒に変わります。
日本の法令では「毒物及び劇物取締法」で劇物に指定されていて、銀を硝酸に溶かすと得られます。
◎硫酸銀[化学式 Ag2SO4 ]
・光や空気に晒される事によって黒に変わります。
無色の細かい結晶であり、純度の低いものは光により黒化しやすい特徴があります。
日本の法令では「毒物及び劇物取締法」により無機銀塩類として劇物に指定されています。
共に、塩銀(銀の化合物)で「銀化合物」共通の有害性として、
長期間の暴露によって銀皮症が引き起こされる事が報告されています。
(銀皮症の詳細は、【銀皮症-Wikipedia】をご覧ください。)
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有害物質不使用・・・と書いてありますが・・・
光で染まる感光性染料には、硝酸銀(硝酸銀)が使われているので
有害物質不使用ではありません。(少量なので健康被害はないと思いますが・・・)
いかにも安全で手軽に白髪を目立たなく出来るという風に取れますが・・・
その後、普通にカラーリングしたりパーマをかける時に大問題が発生します。
頭皮や髪に良くない・・・だけではないんです!感光性染料で染めた髪にパーマ剤やカラー剤が付くと・・・
光で染まるカラー・・・感光性染料は、髪に染み込んだ硝酸銀(硫酸銀)の粒子が、光に当たって黒く発色する仕組みなので
硝酸銀(硝酸銀)は時間が経過しても髪に残っています。
そう簡単に髪から抜け出ません・・・
光で染まるカラーをしてから、数ヶ月後・・・美容室でカラーやパーマをするとします・・・
カラーリング剤やパーマ剤が髪に付くと、薬剤に含まれるアンモニアと
硝酸銀(硝酸銀)が化学反応を起こして髪が緑色に変色します。
酷い場合は、そこでブッツリと断毛してしまう事もあります。
(殆どのカラーリング剤やパーマ剤には、アンモニアが含まれています。)
緑色に変色している部分が、感光性染料で染めた事により、
その部分がカラーリング剤に含まれるアンモニアに反応して変色してしまったのです。
髪が青色や緑色に発色した場合、綺麗に元に戻す方法はまだ見つかっていません。
消毒やうがい薬で使われる“イソジン”に含まれるヨウ素との化学反応で落とす方法がありますが、
それでも綺麗には戻りません(T_T)
イメージ戦略で芸能人や、ブログなどを使って宣伝しています・・・
これが、何年も前に美容業界で危険だと言われいた感光性染料なのです。
扱い方や使用方法、その後の事を理解していないと
大変な事になる危険なカラーリング剤が、普通にドラックストアなどで売られているのが現状です。
消費者側も、見極めの出来る知識が必要なのかもしれません・・・
昆布で染まるカラーや泡カラーなど、順次書いていきたいと思います。
今日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また明日の店長日記でお会いしましょう(^^♪
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