ミドリムシ（ユーグレナ）のアミノ酸スコアは？

わらっく吉元です(^^)/

豊富な栄養素を持っているミドリムシ。

全ての必須アミノ酸もバランス良く含んでいます。

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昨日のブログ「アミノ酸はバランス良く採らないと効果が少なくなる、ミドリムシにはバランス良く含まれています。」で書いたように、アミノ酸スコアは食品に含まれる必須アミノ酸の含有比率を示すものです。

アミノ酸スコアの計算方法

計算式　↓↓
食品タンパク質の第一制限アミノ酸含有量(mg/gN)÷アミノ酸評定パターン当該アミノ酸含量(mg/gN)×100

第一制限アミノ酸　とは、その食品で最も不足している必須アミノ酸の事です。

アミノ酸評定パターン　とは、必須アミノ酸のどれが第一制限アミノ酸なのか、数値はどれくらいあれば良いのか調べるために表されているものです。

アミノ酸評定パターンは、FAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)より数値が提示されています。

（含硫アミノ酸は、メチオニンとシステインで構成されています。
メチオニンは必須アミノ酸、システインは硫黄を含んだ非必須アミノ酸です。
芳香族アミノ酸は、フェニルアラニン、トリプトファン、チロシンで構成されています。
フェニルアラニンとトリプトファンが必須アミノ酸、チロシンは非必須アミノ酸です。）

アミノ酸評点パターンの数値を計算式に当てはめ、算出したものがアミノ酸スコアになります。

簡単に言うと、必須アミノ酸がその食品にバランスよく含まれているのかを示す指標です。

アミノ酸スコア100が一番良い数値になり、100以下だと必須アミノ酸の中で足りないものがあるという事です。

例えば、9種類の必須アミノ酸の中で、1種類だけ100以下の数値で他の8種類の数値が100だとすると、その不足している低い数値に他のアミノ酸も合わされてしまいます。

100の上限を満たしている他の必須アミノ酸は無駄になってしまうのです。

必須アミノ酸9種類の中で最も少ない数値がその食品のアミノ酸スコアになるという事です。

アミノ酸スコアの組み合わせ

例えば、アミノ酸スコアは65の白米を納豆や動物性のおかず、味噌汁と組み合わせると・・・

その食事のアミノ酸スコアは100になります。

小麦のアミノ酸スコアは37で、白米よりもスコアが低くなります。

小麦から作られているパンやうどん、パスタなどを食べる時は、アミノ酸スコアの高い食品を加えて100に出来れば良いのです。

ほぼタンパク質で出来ているゼラチンは、豊富なアミノ酸を含んでいますが、必須アミノ酸のトリプトファンを全く含んでいません。

ゼラチンのアミノ酸スコアは0なんです。が・・・アミノ酸スコアは低いけれど、ゼラチンに含まれていないトリプトファンの含有量が多いアーモンドなどのナッツ類と合わせて食べるとスコアがアップします。