「ダメージヘア」ほどインディゴの色が抜けないのは何故?

わらっく 吉元です(^^)/

 

今日は、ダメージヘアほどインディゴの色が抜けないのは何故なんだろう?

について~

ちょっと、内容が難しくなってしまったので、

興味がない人はスルーしてください(>_<)

 

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インディゴの着色原理

インディゴ染めの衣類で例えると、生地(綿、麻、シルク、ウールやカシミヤ、モヘアなどの天然繊維)の繊維にインディゴの色素が絡みつき着色します。

インディゴの色素は、電荷で引き合い絡みつくのです。

電荷とは?

電気のことを物理的(微視的)に表現する時に電荷と言います。

電荷には正(+)と負(-)があって、正電荷、負電荷と呼びます。

同じ符号同士の電荷は反発し合い、異なる符号同士の電荷は引き付け合います。

電荷 – Wikipedia

インディゴをハイダメージヘアに塗ると色が抜けないのは何故?

染める素材の電荷が、+と-のどちらを持ってるのか、両方持っているのか、-が多いのかによって染料の持つ電荷とどのように引き付け合うのかが変わります。

髪の毛ですと、ダメージの無い健康な髪は、+の電荷も-の電荷も同じように持っています。

健康な髪はインディゴで染めても脱色剤を使えば、インディゴの色を落とせます。

しかし、髪が傷んでくると+の電荷が失われ-のみになってしまいます。

ハイダメージヘアをインディゴで染めると、インディゴの持っている電荷が-しかないハイダメージヘアの電荷と強力に引き付けあって、そう簡単にインディゴの色が抜けなくなってしまうのです。

↑↑ ハイダメージヘアのビビリ毛

 

健康毛でもインディゴの重ね染めには注意が必要

「天然100%のヘナだけでは、真っ黒に染まりません!」黒っぽく染めるには「インディゴ」を使います~でも注意しないと、真っ黒になってしまいます!」で書きましたが、髪にインディゴの色素が残っている状態で、上から重ね染めするとどんどん暗くなってしまいます。

白髪染めでインディゴやインディゴがミックスされた、ハナヘナ ハーバルマホガニーやハーバルブラウンで染める時は、髪色が落ち着いていて色落ちも殆ど無いようでしたら、リタッチで染めるようにして下さい。

↑↑ 左から 1度染め→2度染め→3度染め

このように、インディゴの色が抜けていない状態で重ね染めすると濃く暗い色になります~

 

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今日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また明日の店長日記でお会いしましょう(^^♪


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