髪をキレイに健康に～「ヘナ」と「カラー剤」の違い、ヘナの効果とは！

わらっく吉元です(^^)/

何年か前に、『ヘアカラーによるかぶれ、アレルギー反応』が報道されてから、「ヘナ」への注目が高まり、使っている方が増えています～

今日は、カラー剤とヘナの違い、ヘナの効果について紹介します～(^^♪

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これがヘナの原材料、ヘナの木です。

～カラー剤のアレルギー～

カラー剤のアレルギーの原因物質で、もっとも多い原因物質は
ρ（パラ）-フェニレンジアミンです。

ピリピリするのは、アルカリ剤が原因です。

ジアミン（ρ-フェニレンジアミン）は、「近年ではジアミノトルエンに代わってきている」と言われていますが、現在も市販のカラー剤の殆どに配合されています。

少数派ですが、金属性染毛剤というカラー剤もあります～

以前書いたブログです。↓↓↓
簡単、手軽！市場に溢れているセルフカラーの薬剤、その危険性知ってますか？

欧米では、鉛・銀・銅などが使用されていますが、日本では鉄塩のみしか認可されていません。
金属性染毛剤は、明るく染める事が出来ないので、主に白髪染めに使用されています。
ジアミンアレルギーの心配はありませんが、下手するととんでもない髪色になる可能性があります。

そこで、近年、再注目されているのが、化学物質を含まないヘナです。

ヘナ（ヘンナ）は、ミソハギ科の植物です。学名は「Lawsonia inermis」、和名は「指甲花（シコウカ）」「ツマクレナイノキ」「エジプトイボタノキ」と呼ばれています。

インド、北アフリカ、エジプト、イランなどの乾燥した土壌を好み、高さ３～６メートルほどに成長します。
～ヘナの起源は、紀元前3000年！～
古代エジプトなどでは、髪や眉毛、髭、手足や爪を染めていたと言われています。
ヘナ（HENNA）は、ペルシャ語で国によって呼び方が違います。
英語名は「ヘンナ（HENNA）」、日本では「ヘナ」「ヘンナ」と呼ばれています。

インドの女性には、現在も眉の間にヘナで模様を描いている人もいます。
また、インドやネパール、エジプトでは結婚式やお祭りの時に、メヘンディという体にヘナで模様を描いて染める習慣があります。テレビなどで見かけた方も多いと思います～

ヘナは、草木染めと同じ原理で染まります。
ヘナの葉には、ローソンという赤橙色の酵素色素が含まれていて、
ローソンは、タンパク質に反応して発色します。
なので、髪、肌、爪を染める事が出来るんです～

美容の世界では、欧米をはじめとして「トリートメント効果」もあるとされて使用されています。

～ヘナの優れた効果～

髪のダメージホールを補修し、髪の強度を高めたり髪内部の保水力を高める効果があります。
ヘナの効は、

細くコシのない髪には、張りを出しボリュームアップ効果。　　　　　　　　　　　　　　　　クセ毛の方はクセが落ち着き扱いやすくなり、髪が太くてまとまりやすくなります。
ダメージホールを補修するので、乾燥してパサついた髪には艶やと潤いが出てしっとりします。
また、紫外線から髪や肌を守ってくれます。
地肌にも効果的で、頭皮の痒みやフケも予防したり、毛穴を綺麗に清潔な状態に保ったり、地肌の環境を整えてくれます。

ヘナをすることによって、髪にハリと艶が出てきて、頭皮も健康的になっていくんです～

ヘナで染めたりヘナトリートメントをしていると、髪本来の健康な状態に整えます。天然のものなので、髪や頭皮を傷めることはありません～

デメリットは…最初はヘナショックと言われるきしみが出る
数日、色落ちがある。（髪の表面に着いたヘナが落ちるせいです）
独特の匂いがある。（畳のい草のような匂いです）

説明した効果は、混ざり物のない天然１００％のヘナを使用した場合です。
巷には、自然派ヘナ！を謳っていながらも、化学物質の調合された「ケミカルヘナ」もたくさん出回っていて、美容師自体も気づかずに使用しているケースもあります。
ケミカルヘナには、短時間で黒や赤系、黄色系に染まるようにジアミンや化学染料が調合されているのです・・・